秋の終わりに落ち葉と水面の波紋を捕らえたオシャレな写真を撮ろう!~撮影編~

初心者向け

水面に浮かぶ紅葉と水面の波紋を一緒に撮ってオシャレな写真に仕立て上げるのです。
紅葉した葉っぱが落ちても、まだまだ足元に秋は残ってるかもですよ!

まだ残っている秋を探して

紅葉が散ったからってハイ秋終了!!ささ、次はイルミネーションでも撮るか!
とか言っちゃダメだ!まだ、足元に紅葉はある。
(あ、完全に冬に移行してる地域の方は今回はゴメンナサイ。)

12月に入っても、足元に落ち葉が落ちている地域では戦える、
最後の秋撮影戦略、水面に浮かぶ紅葉を撮影するのです。
そして、ただ浮かんでいるのを撮るのではなく、そこに一工夫、
水面の波紋を加えると随分オシャレな雰囲気に仕上がるので、
その撮影のしかたをご紹介しましょう。

水面の波紋と紅葉を一緒に撮る

28-10.jpg

iso2000・f2.8・ss1/1000

先に完成品をお見せします。
これを狙います。撮影している姿は実にシュール、
右手でカメラを持ち、左手で小石を池に投げ込んでいます笑
紅葉シーズンが終わっても撮れる紅葉写真です。
撮り方について、いくつかポイントをご紹介しますね。

空が反射していない暗い場所選ぶ

反射した空が映り込みすぎると、なかなか雰囲気のある写真にし辛かったです。
波紋の凹凸はしっかり写し取れる程度の明るさは欲しいですが、
明るい場所は避けた方がやりやすいです。

右手にカメラ、左手に小石

片手でカメラを構え、もう片方の手で小石を水面に投げ入れます。
投げ入れて、波紋が広がっていく瞬間を撮りまくります。
投げ入れる小石は、ほぼ砂と言えるレベルの、ごく小さいものが良いです。
デカい石を豪快にボッチャンと投げ込むと泡が立ってやかましい写真になります。

とにかく連写で一部始終を撮る

小石が水面に落下して、水柱が立って、波紋が広がっていく、
その間割と一瞬です。
一枚でバッチリ決めるのは難しいのでここは連写で、前後に余裕をもって多めに撮りましょう。

28-1a.jpg

タイミングが早いと水柱が思い切り立ってしまう。

28-2a.jpg

水柱が落ちきった瞬間、ここがベスト!

28-3a.jpg

遅すぎると波紋が曖昧になる。

シャッタースピードは遅すぎないように

どんどん広がっていく波紋をばっちり止める必要があるので、
シャッタースピードは遅くならないようにしてくださいね。
サムネイルのお手本写真は1/1000秒で撮ってます。
水滴を撮るワケじゃないから、正直もう少し遅くても問題はなかったかな・・・?
と思いますが、撮ってみて、波紋の広がる速さに負けないシャッタースピードを心がけるのです。

もうとにかく撮りまくるしかねえ

カメラもへっぽこ、小石を投げ入れるコントロールもへっぽこな私のような方、
一発で上手に撮れるとか思っちゃダメだ!

アホほど撮りましょう。

この前買ったフォトコン10月号には「トリミングが写真を下手にする」なんてタイトルの特集がありましたが・・・

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バッチリの構図で1枚に収めるのはかなり難しかったので、若干引き目に撮ってトリミングすることを考えておいてもいいかもしれません。
私も今回、不本意ながらレタッチ時にガッツリトリミングしました。

そうこうして、撮れた写真はこちら

28-4.jpg

先ほど、空が反射してない場所で撮れと言っといてアレですが、

えっと、私、この写真、空が反射してる水面で撮ってます(爆(爆(爆

トリミングと、レタッチ時の明るさ調整で必死こいて誤魔化しました。大した写真じゃないですが、波紋がきれいな形で撮れており、浮いてる葉っぱの配置もバランスが良かったので、これを使います。

先ほども載せましたが、レタッチするとこちら。

28-10.jpg

撮影編まとめ

どうでしょうか。葉は落ちても紅葉がまだ足元に残っている地域の方、
試してみては如何でしょう!
なかなかエキサイティングでスポーティな撮影を楽しめると思います笑

次の記事でレタッチしていくので、こちらも是非ご参考にどうぞ。
秋の終わりに落ち葉と水面の波紋を捕らえたオシャレな写真を撮ろう!~レタッチ編~

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