大阪生まれ大阪育ち、たまに千葉にも住んだけど大体ずっと兵庫のお隣で過ごしてきたのに、26歳になってもまだルミナリエに行ったことがありませんでした。
だから行きました。
誰と行ったかって?・・・ぼっちだよバーーカ
着くまで大変ルミナリエ
舐めてましたね、ルミナリエ。
ルミナリエ会場は地図で見ると駅から徒歩数分なのですが、ルミナリエ期間中(土日だけかな??)は順路以外からの進入路という進入路が悉く封鎖されていました。一寸のズルも許さない封鎖っぷりでした。素直に順路に並びます。人がスゴイ。
そうこうしてるとルミナリエに到着するまで50分かかりました。話し相手のいないぼっちには辛すぎる。というかなんでぼっちで来たんだろう?とよく分からなくなってくる。なんでだろうね?
カップル、家族連れ、友達同士・・・意外と色んな人たちがいます。私の同志っぽい、カメラを抱えたソロプレイヤーのおじさまを発見したので、気持ちなんとなく寄り添って歩きました。
今年は特に来場者数が多かったようで、公式サイトによると期間中339万6千人も来場があったようです。LED電球の数も過去最高らしく、約40万個使ってるらしい。
ちなみに去年は約30万個だったそうです。増えすぎィ!
神戸ルミナリエ公式サイトの作品説明はカオス
毎年デザインが変わるルミナリエ。まあ初めて行くので比較のしようがありませんが、
今年はどんな出来なんでしょう?予め公式サイトで見てみました。
要約するとこんな感じ。
会場の入り口には巨大な「フロントーネ」を配置。そこから続く「ガレリア」では、前半は側面をアーチ状の壁で連結し、後半は1基ごとに側面に「ウイング」と呼ばれる装飾を施した。その先には「ガレリア」と光の壁掛け「スパッリエーラ」を組み合わせた作品を設置し、光の聖堂「カッサ・アルモニカ」に至る光の空間を創造している。
う~む香ばしい。ファイナルファンタジー13の説明書のあらすじ並みによく分からん。これはもう、見に行かねば分かりません。
まあ信頼と安心のルミナリエ、分からずともクオリティは保証されているでしょう。期待しながら向かいます。カメラマンのおじさんと(勝手に)寄り添いながら。
ルミナリエ会場にやっと着いた
50分の迂回とおしくらまんじゅうの末、ルミナリエ会場に着きました。まず最初にメインディッシュの一つであるでっかい塔が現れます。
たぶんこれ、「フロントーネ」だ!
奥までずーーっと続く細かくて規則的な光の粒が幻想的です。ここまで同じデザインをずらーーーっと並べるイルミネーションって他にはあまり無いのでとても印象的でした。
光もスゴイですが人の数もスゴイ。
両手をいっぱいに伸ばして、ライブビューで撮影。貴様らを俯瞰してやる!という気概が重要です。ちなみに混雑する場所では立ち止まったら係員さんに怒られますし、後ろの人にも迷惑なので、のろのろ歩きつつの撮影を強いられます。
そこらのイルミネーションよりずっと明るいのでシャッタースピードは稼げますが、
意外と厳しい撮影を強いられます。
のろのろ歩きながら、周りの人にカバンをぶつけないように気をつけながら、いそいそと広角レンズに付け替えて煽りで撮影。頑張ってセンターラインに立てるように移動した甲斐があった。
模様の一部だけを切り取っても、幾何学模様的な美しさがあります。
きれーーに一個一個LEDが等間隔に配置されてるもんですなあ!関心しましたぞ。
奥には光の聖堂が
最初の光の長い道を通り過ぎるとすこし風景が開けます。その奥には光の聖堂・・・さっきの説明で言う「カッサ・アルモニカ」とやらがあります。
こちらは色彩豊かで、どでかいアーチが印象的です。配色のイメージも少し変わって飽きまさせませんね。
持っててよかった広角レンズ。
ダイナミックに大部分を画角に収めることが出来ました。そういえば、ツイッターで見ていると魚眼レンズで撮影された方の写真もすごかったですね!
すみませんね、私は魚眼は持ってないです。正直うらやましいと思った。持ってても皆さんのようにうまく撮れるかは別の話ですがね・・・!
水晶玉で遊ぼう
私もなかなかミーハーでね、最近やたらによく見る撮影技法を試してみたくなりました。
ひょんなことからもともと水晶玉(正しくはアクリルボール)を持っていたので、おうちにあるものをポケットに突っ込んで行きました。
水晶玉越しの写真・・・こういう写真のことです。水晶玉が超広角レンズのような働きをして、円形に歪曲しながらバックの広範囲の景色が水晶玉に映り込みます。
でっかい光の壁も、1つの水晶玉の中に閉じ込めることが出来ます。
ちなみに、ぼっちで人ごみの中水晶玉をかざして写真を撮ってると十中八九周りからネタにされます。しかも関西人は声がデカいので、こちらにまで聞こえます。
ひどいのは「何?w魔法使い?www」「呪術師なのwww」こういう罵声(?)。
でもいいこともありました。「面白い写真ですね!」って声かけてくれる人もいました。
一瞬会話して、一瞬打ち解けて、一瞬で解散します。
儚くも美しい出会いです。期間限定のイルミネーションのようにね。
最初はコソコソ恥ずかしがりながら撮ってましたが、吹っ切れたら最強です。もう、水晶玉を掲げたまま移動とかしちゃいます。そりゃあ呪術師と言われても仕方ないか。
水晶玉の選び方・撮影のしかた等は以下をご参考にどうぞ。
今流行りの水晶玉越しの写真の撮り方&水晶玉の入手先!
まとめ
今まで損してた。と思います。
すごく・・・綺麗でしたし、他のイルミネーションイベントとは一線を画している感じがしました。それなりに歴史があって、昔から基本的な形式は変わらないようですが、いまだ唯一無二の地位を確立しているように思います。
人ごみは凄まじいです。先日の神戸イルミナージュでは余裕で三脚立てて、悠々と歩いていたので、そのへんはエライ違いです。
神戸イルミナージュ撮ってきた!撮影や開催期間・アクセスについてもご紹介
残念ながら今年度のルミナリエは終わってしまったので、気になった方は来年トライしてみて下さい。
来年からルミナリエは廃止!?みたいな噂もありましたが、継続開催に向けた募金活動も積極的に行われていたので、私には来年もやる気満々にうつりました。
わりと深刻な赤字運営らしいですが・・・末永く続いて欲しいものです・・・そうしたら・・・おいら・・・今度はきっと・・・大切な人と行くんだ・・・
以上だ。
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