最近SNSでよく見る水晶玉越しの写真。今回は王道でもある地平線を撮ります。水晶玉?ガラス玉?売ってる場所は?何を買えばいいの?という疑問にもお答えしますよ!
水晶玉越しの写真って何?
水晶玉を風景にかざして、その中に映り込む光景を撮る撮影技法のようなものです。SNSでは様々な呼ばれ方をしていて、いまいち何て呼べばいいのか分かりません笑
- 水晶玉
- 水晶球
- クリスタルボール
- レンズボール
- ガラス玉
- 宙玉
・・・今回は水晶玉で統一しますね。
お手軽に一味違う写真が撮れるので、カメラ初心者さんでも挑戦しやすく、自然と注目が集まることから近頃流行っているように思います。手っ取り早くインスタグラムやツイッター等でいいねを増やせる手段!と言っても過言ではない位ウケが良いのは確かです。
当ブログでも過去にイルミネーション×水晶玉で撮影にチャレンジしたことがありました。
「水晶玉」「ビー玉」「ガラス玉」等の検索ワードで来てくださる方もいるようですが、一般的にはアクリルボールを使う方が多いようです。私もアクリルボールを使っています。
「そんなもん何処で売ってるんだよ!?」と思うかもしれませんが、安くてちょうど良いものがあり、選び方にもポイントがあるので、当記事の後半で紹介しているリンクをお伝えしますね。
水晶玉写真の撮り方
作例
淡路島の浜辺で撮影しました。夕暮れ時に撮影しましたが、真っ青な昼間に撮っても面白いかもしれませんね。背景にぼんやりとした地平線が写り込んでいて、水晶玉の中にひっくり返った地平線が見えるように撮ります。
イルミネーションを水晶玉越しに撮ったときもご紹介しましたが、こちらでも改めて撮り方を。
用意するもの
特に技術も知識も要しません。まずは水晶玉を用意します。(購入については後ほど。)
レンズは標準レンズ…というか手元にピントを合わせられるレンズなら何でもいいかと思います。
持つ手は優しくふんわりと
これは以前撮ったアカン失敗作例。
水晶玉を持つ指に力が入るとダサいです。カメラの前で
水晶玉を優しく持ってあげましょう。必ず写り込む手も作品の一部になるので気を抜かないように!力を入れずにふわっとナチュラルに持ってる感じに出来ればいいですね。
①水晶玉の中にピントを合わせる
基本的には水晶玉の中の被写体にピントが合っていて、周りの遠景はボケている、というのが基本的な撮り方かなと思います。
小さな水晶玉の中に被写体を閉じ込めたような作品にすることが出来ます。
②水晶玉にピントを合わせる
今回、夕日×水晶玉の撮影では少し趣向を変えてみました。
「夕日が映し込まれた水晶玉」そのものが写真映えするのではないかと思い、水晶玉にフォーカスを当てました。中の風景も少しボケた感じになっているかと思います。
普通にピントを合わせると中の風景にフォーカスが当たっちゃうので、指か水晶玉の周りにフォーカスを当てるようにしましょう。
作例通りにやるなら直線に
今回の作例の通りに撮るのであれば、背景の地平線と水晶玉の中の地平線がぴったり一直線に重なるようにしましょう。ただ、これに正解は無いので、アイデア次第で色んな構図があり得ると思います。
色々試してみると面白いですよ!
少しずらして太陽を2つにするのも面白かったです。
普通に夕日を撮る時と同様、空の色合いが少し変わるだけでだいぶ印象の違う写真が出来ます。日が沈んでいく時間帯は時間が進むごとに写真を撮っていくと色々なパターンで撮れるかもしれません。
水晶玉はどこで売ってる?
過去に紹介した記事があるので、そちらが詳しいですが、コンタクトジャグリング用のアクリルボールがわりと安くて品質も良いのでおすすめです。
中でもUVクリア等と名前に付いているものが透明度が高く、キレイな映り込みが狙えます。普通にアマゾンで売っていますが、リアルの店舗で売ってる場所を探そうと思ってもなかなか見つけるのに苦労するかと思います。
下記にアマゾンリンクを貼っておきますが、このあたりがアマゾンから買える中では王道かな〜と思います。サイズごとに細かくラインナップがありますが、私の持っているものが直径76mm、軽く持てることを考慮すると70mmもオススメです。
もちろん、それよりも小さいものでも十分OKです。小さいとそれはそれで可愛らしさのある写真に仕上がるような印象があります。
↑コンタクトジャグリング用の商品。透明度が高く、不純物も基本的には見られません。
↑安価なものもあります。十分実用に耐えそうです。
ちなみに、以下の記事内でも選び方や撮り方について触れています。
ご参考に。
まとめ
- アクリルボールが安いしキレイなのでオススメ
- 手も被写体になるのできちんとポーズをとる
- ピントは大抵の場合は水晶玉の中に写る景色に合わせるのがよさそう
- 自由に楽しんでこそオモロイです
以上、水晶玉を通して海の地平線を撮るテクニックでした。
カメラ初心者でもそんなにお金をかけることなく、道具さえあれば簡単にチャレンジ出来るので、是非是非真似してみてくださいね!
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