慣れてきたらとりあえず絞り優先オート、迷ったら絞り優先オート。おすすめは絞り優先オート。
私もそうしてます。なんでなん?
カメラには様々な撮影モードがありますね。
皆さんのカメラのダイヤルにも『P』『Tv』『Av』など様々な項目があるはず。
私は一眼レフを手に入れてからしばらくはプログラムオート(『P』のダイヤル)にしてました。
全自動なので楽ちんです。
が、今は専ら絞り優先オート(『Av』のダイヤル)に常時設定しています。
便利なんですよ。結局これが一番。
・・・なんでなん?
(※オススメではありますが、正解はないので、皆さんの撮りたい写真に合わせて考えてみるとええと思うのです。)
ご存知の通り、ボケを操るのも絞り、画面全体のシャープさを操るのも絞りです。
正しくは被写界深度と画質に影響するのが絞りです。
ご参考にどうぞ
プログラムオートはこの二項目を空気を読んで設定してくれるほど神ではありません。
奥までシャープに写したいのにちょっと開放気味で撮っちゃったり、
思い切り奥をボカしたいのに絞り気味に撮っちゃったり・・・
ということはザラに起こりえます。
大体は指定されたiso感度で快適なシャッタースピードを出せる値を自動で設定するようです。
ボケで遊びたい写真。F3.5
全体をシャープに写したい写真。F11
一枚一枚、全体を写し切りたいのか、ボケで遊びたいのか狙いを決めて、
それを自分で決められる絞り優先が便利になります。
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プログラムオートにしていれば快適に撮れるシャッタースピードに設定してくれますが、
オートで決まったシャッタースピードで撮っても遅いな・・・と感じたときはiso感度上げていきますよね。
プログラムオートにしているとシャッタスピードを上げる手段ってこれしか無いんですが、
絞り優先オートであれば「iso感度を上げる」か「絞りを開放していく」
という二つの手札をシャッタースピードに関しては持ってます。
もしかしたらいたずらに感度を上げてノイズ写真が出来上がってたところを、
絞りを一段階開放するだけで済むならそっちの方がいいかもしれません。
兎に角選択肢が多いに越したことはないです。
動きのある被写体を撮る場合は特に手ぶれしない程度のシャッタースピード・・・
よりもさらに早いシャッタースピードが必要ですよね。
となると、適正な露出で快適なシャッタスピードを・・・というスタンスのプログラムオートでは
対応し切れないので、ブレた写真が量産されることになると思います。
そういう時はシャッタースピード優先オート『Tv』にするよ!
って方も多いと思いますし、それも良きです。場合により私も使ってます。
ただ一点、シャッタースピード優先オートもプログラムオートと同じく、
どのような画にするか(被写界深度をどうするか)までは考慮してくれません。。
カメラは賢いです。
被写体の明るさを見て、設定された感度できちんと被写体を写せるよう、数値を自動で決めてくれます。
ただ、優先モードでは絞りかシャッタースピードどちらか一項目にだけ、自分の意思決定を噛ませることが出来ます。
シャッタスピードは絞りとiso感度の兼ね合いで間接的に決められますし、
カメラがそれに合わせて数値を判断してくれます。
ただ、ボケさせたいのか、精細に写したいのか、という所はカメラの知るところではありません。
そこを自分で決めてあげられる、というのが結局のところ絞り優先オートの一番の魅力かと思います。
いつも全部カメラ任せにしてる!という方は一度挑戦してみては如何でしょう!
表現の幅が広がると思いますよ!
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